昭和中期に作られました、文字ヶ関土人形の『旅客船笛』です。高さ22㎝、横幅3.7㎝、重量10ｇで、無疵です。文字ヶ関は製作期間が短かったため、現在では入手困難となっております◎文字ヶ関土人形第２次世界大戦後、戦地より復員してきた柳瀬重朝氏は、沖仲仕や駐留軍労務者、看板描きなどを転々としたあと、貧しさの中でやっと始めた商売が、「シャボン玉売り」でした。進駐軍のバーから貰い下げたウィスキーのポケット瓶に”特製”の石けん水を入れて売り歩きました。その中で、子供たちへのおまけをつけたいと考え、昔、母親が作っていた、しんこ細工の人形をヒントに、小さな土人形を作りました。当時、空前の民芸ブームの最中で、この人形が愛玩家諸氏の目に留まり、八幡の郷土史家・境忠二郎氏によって「門司ヶ関（文字ヶ関）人形」と命名されました。〇「文字ヶ関」とは、福岡県北九州市門司に平安時代から鎌倉時代にかけて置かれていた、太宰府官道の関所のことです。「文字ヶ関」という言い方は近くに筆立山（ふでたてやま）があり、関門海峡を別名「硯の海」と呼んでいたことから、往時の人々は「門司」を「文字」に当てることで「筆・硯・文字」という風流な繋がりを楽しんだということです。 シャボン玉のオマケから始まったものが、全国的にも北九州の郷土玩具として定着するまでになりましたが、残念ながら昭和50年代初頭、柳瀬氏夭折のため廃絶となった次第です。並びなき玩味に満ちた◎文字ヶ関土人形第２次世界大戦後、戦地より復員してきた柳瀬重朝氏は、沖仲仕や駐留軍労務者、看板描きなどを転々としたあと、貧しさの中でやっと始めた商売が、「シャボン玉売り」でした。進駐軍のバーから貰い下げたウィスキーのポケット瓶に”特製”の石けん水を入れて売り歩きました。その中で、子供たちへのおまけをつけたいと考え、昔、母親が作っていた、しんこ細工の人形をヒントに、小さな土人形を作りました。当時、空前の民芸ブームの最中で、この人形が愛玩家諸氏の目に留まり、八幡の郷土史家・境忠二郎氏によって「門司ヶ関（文字ヶ関）人形」と命名されました。〇「文字ヶ関」とは、福岡県北九州市門司に平安時代から鎌倉時代にかけて置かれていた、太宰府官道の関所のことです。「文字ヶ関」という言い方は近くに筆立山（ふでたてやま）があり、関門海峡を別名「硯の海」と呼んでいたことから、往時の人々は「門司」を「文字」に当てることで「筆・硯・文字」という風流な繋がりを楽しんだということです。 シャボン玉のオマケから始まったものが、全国的にも北九州の郷土玩具として定着するまでになりましたが、残念ながら昭和50年代初頭、柳瀬氏夭折のため廃絶となった次第です。■クロネコ（長崎県発60サイズ）レターパックプラス（速達・記録付き・補償なし）定型外（補償なし）220円●「お取引情報」「お取り置き同梱」「評価のご辞退」は、ご落札と同時にお願い申します。お取り置きの場合は、その都度ご決済下さい。●業者様やご転売用のご応札も、心より歓迎致しますが、画像・説明文のご転載はご容赦ください。領収書は発行いたしません。●本文に記載以上の情報はありません。商品説明に誤りを発見されましたら、質問欄より率直にご指摘ください。万全な情報をご一報いただけましたら、すぐに訂正致します。●到着時に万が一、商品に問題点がございましたら、反射的な悪評価ではなく、普通にご連絡ください。必ず、素早く対応致します。◎定形外発送は、到着に一週間ほどかかる事例があります。到着前に、ヤフオクから「受取催促」の自動メールが届く場合があります。これは当方からの発信ではありません。ご寛容下さいませ。