動作確認済、ただし、メータ指示に難あり（下記参照）。 仕様等、取説から以下のとおりです。 80-75-40-20-15-10mの６バンド切替 Eimac 8873（伝導冷却管）パラのGGアンプ サーマルタイムディレイ管で、60秒のウォームアップ時間が経過するまで送信は抑止されます。またウォームアップ中は、バンド表示のパイロットランプが点滅します。 CW等の重負荷運用で8873の温度が一定程度に上昇すると、ヒートシンクについているサーモスタットでブロアが動作します。 Continuous duty in all modes. ドライブパワーSSB CW RTTY - 75W Input power 2KW PEP - SSB (1KW - CW RTTY) Second harmonic: -50db 3rd order distortion: -30db at full power output 概略重量：RFデッキ9Kg、電源部28Kg。（RFデッキと電源部の接続ケーブルは約1.5m）。 電源：115V／230V切替。現在は200Vに設定されています（電源プラグはついていません）。定格の230Vでなく200Vで運転することで低下する8873のヒータ電圧は、電源部に追加したトランスで補っています。Epは2KV程度出ています。 高圧部はCollinsやHenryのリニアで一般的な、チョーク入力の平滑回路で、チョークにCをパラにして平滑効果を高める本格的な構成です（チョークには現在60Hz地域向けのCがついていますが、50Hz地域向けのCも別途添付します）。この高圧電源のブリーダー抵抗からの発熱がかなりあるので、電源部の上部に置いて運用していたスケールファンも添付します。 送受切替リレーの出力部は、バキュームリレーに換装されています。 本体の正面パネルには、Ip Ig Ep Pf Prのマルチメータの他に、30S-1／30L-1風のチューニングメーターがついています。 オリジナルおよびコピーしたマニュアルを添付します。（200V運用向け改修内容などのメモつき） 出品にあたり、全６バンドでCWにて30～40Wの軽めのドライブで600Wの出力を確認済。 8873は貴重ですので、従来から無理をしないレベルで使用していました。 難点：マルチメータにてIpの振れが少なく、出力RFパワーとEp値から逆算したIp値の半分程度しか振れません。（原因不明：メータの分流回路の抵抗値の経年変化？） 操作・調整・回路等が解り、真空管を好み大事に使用してくれるOMの入札を希望します。２個口で発送します。現状で、ＮＣ／ＮＲでお願いします。