【宝石結晶コレクション2】【コレクター放出品】オーストラリア クーコラン 二枚貝オパール/貴蛋白石“Ghost in the shell” 宝石鉱物 化石
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結晶外部の産状が優れた個体だけでなく、さらに内部に高品位ルースが採れるほどの澄み切った高透明度を有する宝石レベル極美結晶のみにこだわって、今年の【宝石結晶コレクション2】特別出品を行います。サイズ:約21x18x10mm産地:Coocoran Opal Fields Lightning Ridge Finch Co. New South Wales Australia.名高いオパール名産地、オーストラリアのライトニングリッジに位置するクーコラン地区からの貴重な二枚貝オパール標本、市場に流通するほとんどの貝の形に擬したオパール研磨品や鏡面仕上げのような激しい研磨が施された貝オパールと一線を画し、いにしえの生命から凝縮された魂のような美しい遊色が流れる貝オパールの宝石としての属性はもちろん、過剰な研磨が施されないことで二枚貝正面の外唇、裏面の蝶番、さらになんと貝殻の表面に描き出される年輪のような役割を果たす成長紋すら明確に確認でき、二枚貝オパールの化石標本としての特徴も大事に保存され、宝石と標本の性質が両立する極めて得難い貝の火です。立派な長さ約2センチ、厚さ約1センチの標本は遥か太古の時代を生きた生命の名残りならではの特別な存在感を放ち、蛋白石の独特な質感で透過光環境ではまるで夕日の雲海が閉じ込まれたような美しい風景が広がります。特筆すべき標本の全写真は乾燥した状態で撮影し、入射光の角度によって片方の貝殻はモルフォ蝶のようなネオンパープルの遊色が流れ、その反対側は青、緑などの閃光が浮かび上がります。UVライトで貝は強烈な蛍光を放ち、さらにUV照射後に数秒も続く長い燐光現象も確認できます。ご覧の通り標本は市場に流通するほとんどの貝の形に擬したオパール研磨品や鏡面仕上げのような激しい研磨が施された貝オパールと一線を画し、過剰な研磨が施されないことで殻口外側の縁である外唇、二枚の貝殻を繋げる裏の蝶番、さらになんと貝殻の表面に描き出される年輪のような役割を果たす成長紋すら大事に保存された極めて得難い産状です。最も特筆すべきことは何と言ってもこの二枚貝オパールの宝石と標本の性質が両立する貴重な個体、いにしえの生命から凝縮された魂のような美しい遊色が流れている貝の火です。オーストラリアのクイーンズランド州面積の大半、ノーザンテリトリー州の東南部、南オーストラリア州の東北部とニューサウスウェールズ州の北部、四州を跨る面積は約175万平方キロとオーストラリア大陸の約22%を占める地域は世界最大の鑽井盆地、グレートアーテジアン盆地が広がっています。約2億年昔のジュラ紀から白亜紀の地球には氷床、氷河は存在せず、温暖気候によって現在の海水面より80-200メートル高く、グレートアーテジアン盆地に内陸に深く入り込む浅海地帯が広がり、ところで約6500万年前の第三紀の気候変動と共に海水面が下がり、盆地は干上がりました。同じ時期にオーストラリア大陸は南極大陸から分離され北上し、南極環流、西オーストラリア寒流と東オーストラリア暖流も開かれた海路と同時に形成しました。グレートアーテジアン盆地とオーストラリア大陸の東側の海岸線の間にグレートディバイディング山脈をはじめとした山地が聳え、暖流である東オーストラリア海流がもたらす豊富な降水は山脈によって隔てられ、盆地は次第に乾燥された砂漠気候に変貌してきたが、東部山地から盆地に流れ込んだ水はやがて推定6.5万立方キロメートルというとてつもない量の地下水として盆地の地下に集積され、被圧地下水による自噴井が多く集まっている地帯を意味する大鑽井盆地、グレートアーテジアン盆地の名前の由来はここにあります。大鑽井盆地から産出されるオーストラリアンオパールはメキシコやエチオピアからの火山性熱水由来のオパールと違って、主に白亜紀の富シリカ堆積物が風化し分離されたシリカ成分は前述の東部山地から長年流れ込んできた水分に溶け込み、岩の空隙やほかの鉱物、及び海の名残りである生物の化石などに侵入し、さらに非常に長い時間をかけて固化したため、変動が激しい火山性熱水由来のオパールと比べ安定性が優れています。オパールの内部に球状珪酸粒子が整然と並び、その球状粒子と間の空間が光を分散する構造となり、さらに入射する光は珪酸粒子の直径によって様々な波長に分散され、カラフルな遊色が確認できるわけです。大鑽井盆地に分布するオパール産地の中に特に高名なライトニングリッジはニューサウスウェールズ州の北部に位置し、1903年にチャールズ・ネトルトン氏がオパールを発見したことで開発された地域で、ほとんどの時期に干上がる状態で、稀に雨が降る年に巨大な水溜まりに変貌するクーコラン塩湖を中心として、堆積地層に開かれる蟻穴のような立坑が密集しています(画像10:クーコラン塩湖周辺と鉱区の風景)。こちらの標本はライトニングリッジに位置するクーコラン地区からの貴重な二枚貝オパール標本、市場に流通するほとんどの貝の形に擬したオパール研磨品や鏡面仕上げのような激しい研磨が施された貝オパールと一線を画し、いにしえの生命から凝縮された魂のような美しい遊色が流れる貝オパールの宝石としての属性はもちろん、過剰な研磨が施されないことで二枚貝正面の外唇、裏面の蝶番、さらになんと貝殻の表面に描き出される年輪のような役割を果たす成長紋すら明確に確認でき、二枚貝オパールの化石標本としての特徴も大事に保存され、宝石と標本の性質が両立する極めて得難い貝の火です。立派な長さ約2センチ、厚さ約1センチの標本は遥か太古の時代を生きた生命の名残りならではの特別な存在感を放ち、蛋白石の独特な質感で透過光環境ではまるで夕日の雲海が閉じ込まれたような美しい風景(画像3)が広がります。特筆すべき標本の全写真は乾燥した状態で撮影し、入射光の角度によって片方の貝殻はモルフォ蝶(画像289)のようなネオンパープルの遊色が流れ、その反対側は青、緑などの閃光(画像17)が浮かび上がります。UVライトで貝は強烈な蛍光を放ち(画像4)、さらにUV照射後に数秒も続く長い燐光現象も確認できます。ご覧の通り標本は市場に流通するほとんどの貝の形に擬したオパール研磨品や鏡面仕上げのような激しい研磨が施された貝オパールと一線を画し、過剰な研磨が施されないことで殻口外側の縁である外唇(画像6)、二枚の貝殻を繋げる裏の蝶番(画像5)、さらになんと貝殻の表面に描き出される年輪のような役割を果たす成長紋(画像289)すら大事に保存された極めて得難い産状です。最も特筆すべきことは何と言ってもこの二枚貝オパールの宝石と標本の性質が両立する貴重な個体、いにしえの生命から凝縮された魂のような美しい遊色が流れている貝の火です。この度、コレクション整理のため出品いたします、この機会を是非お見逃しなく。注意事項※写真は白熱灯/UVライト環境で撮影しております。※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。※台座やミネラルタックは付属しません。※評価新規の入札者様はご入札する前に質問欄にご購入意思のご表示をお願い致します。 意思表示のない場合はご入札を取り消しさせていただきます。ご了承ください。不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。