ポスト・ローマ期フランク史の研究/佐藤彰一/定価8800円/古代史家・中世史家必読の論文集・独自の光彩を放つこの時代を実証性ゆたかに描く商品説明2000年 332ページ 　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。476年の西ローマ帝国崩壊から7世紀に至る西欧世界を，後期古代のなかの「ポスト・ローマ社会」と位置づける新たな時代区分を提唱．独自の光彩を放つこの時代を，実証性ゆたかに描き出す．古代史家・中世史家必読の論文集．序章 ポスト・ローマ世界の系譜本書に収められた九篇はすべて、ポスト・ローマ世界の秩序はどのようであったかという中心主題をめぐっての考 察である。ポスト・ローマ世界とは「ローマ以後」の世界という意味であるが、具体的には四七六年のラヴェンナで 勃発した、傭兵隊長オドアケルによる西ローマ皇帝ロムルス・アウグストルスの追放という出来事を始まりとする世 界である。通例の時代区分法ではこの事件は古代の終焉を画するものであり、中世はその直後から開始するのである から、素直に中世、あるいは中世初期と呼べばよいのであって、ことさらに「ポスト・ローマ」という耳慣れない時 代名称を言いたてる意味はどこにあるのか訝しく思われるむきもあろう。まずこのことについて、いささかの解説が 必要である。歴史という時間の流れを時間軸に沿って分類する時代区分が、それ自体の効用を持つことは論をまたない。人間の 生の営みの発露である多様な事象を時間的な経過に沿ってくくり、それぞれの纏まりをある特定の刻印のもとに特徴 づけるのは、その展開の様相を頭の中で思い描くうえで便利な道具立てと言えよう。人間活動のどの側面を重視する かにより時代区分の仕方は異なるが、歴史学の分野で長く伝統的に採用されてきた区分法は、古代、中世、近代の三 区分法であった。最近では、「近代」からより近い近代として「現代」を取り出し、これを独立の区分として設定す る考え方が定着し、また近代の初期を「近世」として範疇化しようとの試みも目立ち、古典的な三分割法が過去のもお探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱小傷、小汚れ。背表紙下部小破れ。本体は比較的きれいです。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。67441ｓ注意事項できる限りスムーズな取引を心がけておりますので、落札後2日以内にご連絡頂きますようお願い致します。評価が悪い方からの入札は固くお断りします。特に外国人代行業者など評価の悪い方が入札された場合には予告なく削除する場合があります。細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。ご理解の上、ご入札ください。ほとんどは一般的な中古本ですので、状態に神経質な方はご入札をご遠慮ください。商品は入金確認後、通常1-2営業日中に発送させていただきますが、土日を挟む場合には、週明けの発送となる場合があります。高額本や大きい本・厚いは本等はゆうパックにて発送いたします。レターパックにつきましては日時指定はできません。セット商品のばら売りや値引き交渉は承っておりません。よろしくご了承ください。商品が届きましたら、お手数ですが受取連絡を行ってくださいますようお願いいたします。なお発送後数日経ちますとヤフーから自動で受け取り催促メールが届きますが、受取連絡はもちろん商品を受け取っていただいてからで結構です。こちらの商品案内は 「■@即売くん5.80■」 で作成されました。